音声ガイド
「おーい!はに丸」はに丸役の声優・田中真弓さんが展覧会のみどころや作品の魅力をご紹介します。
田中 真弓さん
俳優・声優。青二プロダクション所属。 主な出演作に、「ONE PIECE」(モンキー・D・ルフィ)、「ドラゴンボール」(クリリン)、「忍たま乱太郎」(きり丸)、「天空の城ラピュタ」(パズー)、「おーいはに丸」(はに丸)、連続テレビ小説「虎に翼」(稲)など他多数。舞台、ドラマ、アニメ、ゲーム、吹替、ナレーションなど幅広い分野で活躍中。
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音声ガイド収録後インタビュー
田中真弓さんに、音声ガイド収録後の感想などをうかがいました。
今回の音声ガイドの収録を終えて、いかがでしたか?感想をお聞かせください。
「はに丸」役をやってきましたが、今回初めて気づく事も沢山ありました。ハニワや土偶という存在は、それぞれの時代を反映していたりして、とても面白いですね。近代の美術家たちも、沢山モチーフにしているのだと知りました。この展覧会を皆様が色々な観点からご覧になって、様々なことを感じ、受け取ってくれたら嬉しいなと思いました。「自分で見て感じる」ことこそが大切に思いますし、そこに正解は無いので、とてもロマンがあるなと思いました。正解は無いという点では、俳優という仕事にも通じるところがありましたし、この収録で「あなたはどう見ますか?」という問いかけをされた気がしました。
本展で興味を持たれた作品や印象に残った作品を教えてください。
高山良策さんの「矛盾の橋」は、原爆ドームや怪物みたいなものが描かれていたり…色々なことを考えますし、感じられると思いました。また、岡本太郎さんの作品も、作家さんのテレビコマーシャルなどでの強いインパクトが頭に残っていましたが、作品に対して「そういう風に見ていなかったな」「そうだったんだね」という気付きもあって、とても興味深いと思いました。
田中さんは、俳優や声優として幅広くご活躍ですが、声優さんとしてのお仕事や音声ガイドのお仕事をするうえで、大切にされている事や面白さや難しさなどを教えて下さい。
実はナレーションは苦手なのです。でも今回は「はに丸」も登場するから、私がやらないと!と思って(笑)今回のお仕事、楽しくやれました。ナレーションはきちんと正しく伝えるという事が大切だなと感じています。一方、役のセリフとなれば、1人称ですので、セリフを噛もうが、声が裏返ろうが、その登場人物が発していると思ってもらえることが大切だと思っています。声優が誰かということではなく、良い声を聞かせるということでもなく、1人称であることが大切と思っています。めざすところはそこで、とても大事にしています。
最後に、「ハニワと土偶の近代」展や音声ガイドを楽しみにされている皆さまに、メッセージをお願いします。
あなたの目で見て感じたことが一番大切だと思っていますので、皆様それぞれの視点でご覧になって、色々感じてほしいですし、その感想をぜひ聞かせてください。SNSなどでも皆様の感想を聞くことができたら嬉しいですし、楽しみにしています。
音声ガイド概要
◾️会場レンタル版
展覧会会場入口にて、専用ガイド機をレンタルします。
※音声ガイドカウンターでのお支払いは、現金のみの取り扱いとなっております。
◾️アプリ配信版「いつでもミュージアムトーク」(iOS/Android)
お持ちのスマホやタブレットで音声ガイドをお聞きいただけます。配信期間中なら、いつでもどこでも何度でもお楽しみいただけます。アプリ版のみの特別ボーナストラックも収録。
- ※お使いのOSのバージョンや機種によって、ダウンロードできない場合がございます。
- ※アプリは事前ダウンロードしてからご来館いただくとスムーズにご利用いただけます。
- ※展示室内でアプリをご使用の場合は、ご自身のヘッドホンもしくはイヤホンにてご利用下さい。
QRコードまたは下記アドレスより専用アプリをダウンロードしてお楽しみください。
https://www.artandpart.co.jp/imut/
- 【音声ガイドサービスに関するお問い合わせ】
- (株)アートアンドパート
- 03-6427-5635
- 窓口時間:9:30 – 18:30 / 土日・祝日を除く